クリスティアン・ヴィエリ

185cm、82kgという屈強な体を武器に相手ゴールに迫る迫力満点のストライカー。ヘディング、ポストプレーともに完璧であり、そして強烈な左足のシュートで多くの得点を重ねた。そのためか「重戦車」と評される。全盛期は世界最高のストライカーと称され、イタリアの伝説的なFWルイジ・リーヴァに「私の現代版」とまで言わせた。

サルヴァトーレ・スキラッチ

ポジションはFW
背は高くないが、がっちりとした体型のストライカー。代表では無骨にゴールを決めてきた印象が強いが、一緒にプレーした中山雅史によれば、実際は一瞬のプレースピードの速さとそのスムーズさが特徴で、自身のプレーにも強い影響を受けていた。また名波浩によれば、自身の足からこれくらいの範囲にパスを出してくれれば必ず決めてみせるから、と言うほど自身のゴールを決める形というのを明確に持っていた。

ジャンルカ・ヴィアッリ

ポジションはＦＷ
1990年代のイタリアを代表するゴールゲッターである。ボディバランス、フィジカルに優れ、半ば無謀とも思える体勢から突破し、ゴールを量産した。浮き球をインステップでミートする技術に秀でており、数多くのアクロバティックなゴールを決めたことでも知られてる。1984年にクレモネーゼから移籍したサンプドリアで頭角を現し、自身の成長と共にチームも躍進。

ロベルト・ベッテガ

ポジションはFW。
1970年代のユヴェントスを象徴する選手である。184cm・78kgという恵まれた体格を生かし、空中戦にその力を発揮した。1969年のバレーゼへの移籍をきっかけにその能力を示し始め、1970-71シーズンからユヴェントスのレギュラーとして活躍している。1971-72シーズンに自身初めてとなるスクデットを獲得し、1976-77シーズンにUEFAカップで優勝した。その後もユヴェントスの中心選手としてピッチに君臨していた。

ジュゼッペ・メアッツァ

ポジションはフォワード。
20世紀前半のイタリアで活躍した伝説の選手である。「イタリア史上最高のストライカー」として今も語り草。
インテルの下部組織出身、17歳でトップチームデビューした直後から主力として活躍。1930年代のインテルの隆盛の中心にあり、クラブに2度のリーグ優勝をもたらすとともに、自身も3度の得点王に輝いている。